「ま、考える必要なんてないよね...」 考えれば、考えるほどこの地獄では生きていけない。 精神が崩壊してしまう。 「悠、俺たちが正しいと思うことをしよう。俺たちで道を選ぼう」 そんな俺に力強い怜桜の声が届く。 光のない瞳の奥底に燃える小さな小さな炎。