ここは百花の生徒にのみ用意されているランチルーム。
白と金で統一されたとても美しく静かな部屋な訳だが、私から言わせれば無駄にゴージャスであり、シミがとても目立ちそうな部屋だ。
.........食べこぼしとか厳禁だね、これは。
本来なら百花の生徒のみ使用できるが、友江は私の友人であることと、日頃の行いが良いことなど、評価が高いこともあり、特別に使用が許可されていた。
「でもね、この前の階級テストの結果はやっぱりC級だったし、百花っぽいことなんてなーんにもしてないんだよー」
会話をしながら、今日のランチ、ステーキ定食のステーキをナイフで切る。
分厚いお肉だな、おい。