「試合終了!!勝者、紗久、怜桜、悠ペア!!」







大和先輩のチョーカーも壊れた所を見て、いつになく真剣な表情の瑞希先生が声を上げる。









「............すっすごかったね」






「どちらが勝ってもおかしくない試合だったよ」





「さすが百花だ!!」







ワァァァァッ







初めはその迫力ある試合の終了に静まり返っていた会場も徐々に熱を戻し、会場が湧く。









こうして清華魔法学園頂上決戦は怜桜と悠が制したのだった。