side紗久 ああ、ついに。 ついにこの時が来てしまったのか。 「.........」 短い人生だった。 もっと長生きしたかった。 まさか日本に残る=死に繋がるなんて夢にも思わなかった。 大和先輩の魔法がいきなりこちらに向けられ、私は強く目を閉じた。