「闇よ、我を守る盾となれ」 ドォォォォォォンッ 怜桜の詠唱と共に風の壁の中から激しい白と黒の光の火花が溢れる。 とにかく動くしかない。 「水よ、他の者の元へ我を運べ」 シュンッ 青白い光と水が詠唱と共に現れ、俺を囲む。