side悠 「水よ、他の者を貫く弾丸となれ」 ヒュンッ 俺の冷静な詠唱と共に現れた水の弾丸が玖音と大和の元へ跳ぶ。 が、もちろんその弾丸はそう簡単に当たることはなく。 慣れた動作で軽く避けられる。 「ふぅ」 小さく息を吐き出して玖音と大和を見つめる。