「もう白いから…「白は駄目」




絶対今、白って言おうとした…。




「なら、純でいいだろ」




「なに、その純って…」




「純白の純。あとお前みたいに純粋になればいいなあって」




私は子猫のほっぺを人差し指で押す。




「純でもいい?猫ちゃーん」




猫は私の手をすりすりして鳴き声を上げた。




「なら、純でいいねっ!ありがとう!沖田さん!沖田さんも飼い主だからね!」




「お、おう…」




「それで、何か用?」