私は頬をふくらませながら自室に戻った。




「可愛いなぁ…お前。名前…どうしよ…白いから白…うーん駄目駄目。そんな簡単な名前はなんか嫌だな…」





猫は部屋でごろごろしながら可愛い鳴き声を上げる。





「沖田さんに頼もっかなぁ…」





「俺に何を頼むって?」




私が後ろを向くとそこには沖田さんがいた。





「あ、いいところに!この猫の名前、考えてほしい!」





私は沖田さんに白い猫を突きつける。





「な、なんだよこれ…土方さんのあれか…」




「そう!んで…名前思いつかなくて…」