私は⚪︎駅まで思いっきり走った

「はぁ…着いた…」

周りにはイルミネーションがピカピカ光っていてカップルばっかりだった

じ、時間。

時計を見たけど6時を回っていた

周りを見渡すけど宮崎は居ない

「…っ。私…馬鹿みたい。約束は5時だもの…っ。」

何故だか胸がギュッと締め付けられた。それと同時に頬に1滴の雫が落ちた。

少しでも居るって期待した私が馬鹿だった

「宮…崎っ。」

馬鹿だな…かっこ悪い
私だけだよクリスマスイヴにこんなに泣いてるの…