太郎丸『本来なら、あの火竜はあと50年は眠ってたんだぜ?
それを無理に目覚まさせたのは俺達、藤四郎一派だ!!』

藤四郎って、確か次男の人だったかな?


太郎丸『火竜の身体にはな?
ここだけの話、操縦虫を仕込んである、、、俺達、一派が利に運ぶように、、、操作して、選んで村を襲わせてるのよ!』
いや、ほんとに聞いてもないのに、、、こいつすごい喋るな


ナレ【操縦虫とは、生き物の体に寄生させて行動を操作する、常世の禁忌珍妖。。。
禁術で生み出される為、一般的には販売はされていないよ】


ーーーそしてコイツ。というか、コイツ等、どうしようもない、クソねーーー


塔子「あんた達、、、そんな下らない事で…こんな事をしたの…?」

一瞬、あのお婆さんの悲しい顔が私の頭をよぎったーーー

太郎丸『下らない?まぁ、なんとでも言えよ。。。牢の中から吠えればいいさーーー』

私は握った拳にギュッと力を込めた

塔子「許さない!大切な人の大切な想いを踏みにじった挙句…ドラゴンにまでそんな酷い事して…

私は、絶対!あんた達を!!許さないっ!!」

自分でも抑えがきかない程に、目の前の男を睨みつけていたーーー

太郎丸『!?な、何だよ、、、どーせ何も出来ねぇくせに。。。

、、、さっさと清十郎さんに愛してるとか何とか言って、こっから出してもらうんだな。。。まぁその頃には全部終わってるさ、、、あと一息なんだよ…』