清十郎『僕は、君を許すよーーーというか、とっても情熱的で…良かった』

塔子「…え?よ、良かった???」

清十郎は頬を染めて悶絶しているーーーこ、こいつは、、、噂に聞く、、、ドM!?

清十郎『君を愛しているからね。。。

ふふ、男でも、いいんだ。。。

愛に、性別は、関係ない。。。

君が、僕を心から求め、、、愛していると言うまで、、、出さないよーーー絶対に』

ーーーこの男、、、やっぱりド変態だわーーー

塔子「絶対言わない!!そんな事!!」

。。。そして、私は、あっさり牢に閉じ込められた、、、

ーーーもぅ!何でこうなるのよ!!ーーー

あっ、そうだ、連絡蝶!!

塔子「ーーーない?」

え!?どうしてーーー!?

『...お探しの、物は、これですかい?鬼の国の旅人さん?』

さっき私を牢に閉じ込めた時の、、、赤髪の太郎丸さんの方だ
どうして、私達が鬼の国から来たってしってるんだろう?

塔子「か、返して!!」

太郎丸『おっと、これは、いけねーな、よいしょっと...』

そう言って、太郎丸は、唯一の頼みの綱であるそれを、私の目の前で無惨に、踏んずけたーーー

塔子「ちょっと、あんた!そんな事しても無駄よ!!私を迎えに、すぐ、皆、来てくれるんだから!!」

太郎丸『アンタの仲間は一生こないよ』

塔子「ーーーなに言ってるの?」

太郎丸『一緒に居たカルだが、ーーーあいつは我が、主の密偵だ』

塔子「...スパイって事?」

太郎丸『あいつ、やたらどうでもいい話してたろ?

ありゃー、暗示をかけてたのさ。。。だから、ちょっと手を加えただけで、体のいい記憶と置き換えられて、、、あっという間に、何事もなく、元の国に帰国するってシナリオだよーーー』