ーーー夜鬼達は、私を守ってくれたんだーーー
いい人なのかも…しれない…のかな?

ーーー

『ーーーパァンパァンっ!!』
夜鬼がいきなり私の耳元で両手を2拍手うちならす
「!?!?!?」
せっかく少し見直していたところなのに…台無し。。。

耳が痛いよ、もわーんってしてる...。。。


サク『夜鬼様ぁぁぁーーー!?そろそろ、はじめますかぁぁ??』

サクが小さい体に似合わず、酒やらお料理やらを大量に抱えて瞬時に現れた
叩くと現れるのね。

塔子「ちょっと!それ!わざとでしょ!!」
夜鬼『え?何が?』すっとぼける夜鬼
塔子「今リンさんと真剣なお話中なんだから!!邪魔しないで!!」

夜鬼『長引きそーだから、俺...先に飯食うわ』

いかにもダルそうに、サクが用意した御座に腰掛る夜鬼


ーーーすでに酒を飲んでいるーーー

塔子「あんた!何て空気の読めない男なの!てか、マイペースすぎっ!?絶対友達いないでしょ?」
夜鬼『うっせ、お前に言われたかねーわ、ぼっちめ』
塔子「この、無駄イケメンが!!」
夜鬼『え?イケメンですが…何か?』


一同『...。。。。。。』
私と夜鬼との掛け合いを見て、リンとサクがボーゼンとしている



サク『塔子様は、何者ですか?
夜鬼様に怯まない存在が、この世に存在するなんて、、、
本当に、人間ですよね?
僕、こんなお美しい人見た事ないですよーーー』

サクが頬を染めて、尻尾をフリフリさせながら、ポツリと呟いた、


う、美しいですって!!!???さっきも妖達、それっぽい事いってたけど...私もついに、モテ期到来きちゃった!?