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「うっし、優人いくぞ!」


ノリノリな恭介。


「ちょっと、恭介うるさい」


冷静な恭介の彼女、奈緒。


「おう、行くか。」



学校から歩いて10分程度のところにある。


他愛もない話をしながら目指す。



そんな話をしながらも頭に浮かぶのはカナの顔ばっかりで...。


隣で少しでも歩いていたらどんなに楽しいか...


カナのことばっかりで。



「...と......ゆ...と......優人!」

名前を大きい声で呼ばれてびっくりする俺。


「っんだよ、びびんじゃねーかよ。」

「しらねーよ!ついたぞ」


考えている間にいつの間にかついた病院。


「おう、、、」