「もう十分聞いたでしょ。帰ってもいいかしら?」


私が一方的に話しただけだけど。



「では、最後に一つだけ。
あなたは私たちの味方ですか?」



「…たぶんね。」



私はクスッと笑いながらそう言って、薄暗いこのお店から出た。