遥山が喋りかけてくるわけもなく、暇だった私はずっと流れていく景色をなんとなく眺めていた。
ゆっくりとバイクが止まったかと思えば目の前に大きな建物があった。
多分、龍顗の倉庫だろう。
それにしても大きいし新しい。
ここ数年の間に建てられたんだろう。
お金持ちめ。
まぁ?桜戯には適わないけどね!
「おい、ついてこい」
遥山に呼ばれたのでついて行った。
…この俺様野郎!命令すんな!
ベロベロベーって顔をしてやった。
そんなことはどうでもいいね
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