「疲れたー。」
まだ午前中だっていうのに、体力の消費が半端ない。

「このノート戻してくる。」
ずっと持ってたんだ.....。
私は小さく頷き、部屋の隅にあるクッションに座った。

このお屋敷、子供部屋が異常に多い気がする。
さっきから10部屋くらい見てきたけど、全部ぬいぐるみとかが置いてあったり、おもちゃがあった。

そして、いまいる部屋にも、大きな熊の人形や綺麗な西洋人形、電車のおもちゃまである。


そう言えば、蓮達と隠れんぼしたっけなぁ。
途切れ途切れにしか覚えてないけど、みんなでしたような気がする。