蓮の方を振り返ると蓮は屋敷を寂しそうに見ていた。

「れ、蓮....?」

なんで彼をよぶ声が震えるの....!?
なんでこんなに動揺してるの...?

自分の事なのに分かんないよ。

私を見た彼は驚いた顔で私の方へ近づいた。

「莉菜!?顔色がわるい。どうした!?」