大きな噴水に手入れが行き渡っている木々。
噴水を囲うように白鳥の彫刻が置いてあった。

そして、噴火の奥には大きな木がたっていた。


「あれ....此所知ってる。」
無意識にこぼれた言葉に私は自分の耳を疑った。

え...?私此所知ってるっけ?
でも、見たことある。
噴水もあの彫刻も大きな木も....。

なんで私が知ってるの?

この屋敷の庭は初めて来たんだよね....?