「フフ。コウと私のことかしら?」

「はい。」


隣に座るハクさんからは

鼻にツンとする嫌な臭いとは真逆な

香水の香りがした。


「コウとは、そんな関係ではないわ。

私、同性愛だなんて興味無いですもの。」


「そうなんで…へ?ドウセイアイ?」