あー、もうわかんねぇ。りんに好きになったもらえれば、良いや。

こういう事があって、つまんねぇ授業なんてあっという間に感じた。

ニヤニヤしている俺を見て、回りからの黄色い声が聞こえてくる。

うるせぇ。俺だって笑うっつーの!

早く文化祭になれば良いのに。

そんな事を考えていたら、楽しみにしていた文化祭が明日になっていた。

文化祭の日にりんの身に危険が迫っているとは、誰も知らなかった。