その夜、風呂に入って、ご飯を食べて、自分の部屋に戻って携帯を見た俺は落としそうになった。
だって俺が好きになった白崎からLINEが来てたから。
《今日はあんな形で別れてしまってすいませんでした。気を悪くしたんじゃないかと、ずっと気になっていて。》
なんて良い子なんだろう。ますます、惚れてしまった。
《そんなこと全然気にしてないから、謝らないで。》
《なんて名前を呼んだらいい?》
ずっと、白崎って呼ぶのは嫌だから聞いた。すぐに返信がきて
《なんでもいいですよ。》 良かった。
《じゃあ、りんって呼ぶ。》
《はい。》