拓海はけっこう、クラスメートとか下手したら他の高校の女子高生からだって、好かれるような存在だ。


時々、そんな拓海が羨ましく感じる。でも、こんなこと恥ずかしいから絶対あいつの前で言えない。


「明日は蓮に何買ってもらおうかなー!」


「あんま高いのは、やめろよ。今金欠だから。」


「わーってるよ。久しぶりだな。2人でどっか行くのって!」


「そーだっけ?」


「そーだよ!明日楽しみだな!」


「あぁ。寝坊すんなよ!」


そんな会話をして俺たちは、別れた。