さて、入部した俺は部活への顔出しの時に驚きを覚える事になる。部員が13人。俺を加えて14人。野球部やサッカー部は30人ほどいるのにも関わらず少ない人数だ。俺はいともたやすく部員の名前を覚える事ができた。もちろん、2日、3日要したが結構早いと自分で思う。
「自己紹介、お願いできるか?」
初の顔出しで様々なことをフォローしてくれ、部を仕切っている部長、岡西 修先輩(オカニシ シュウ)にそういわれ、おずおずとも言うべきか挨拶をした。
「1年3組赤谷 一騎です。よろしくお願いします。」
岡西先輩は一週間ほどの間俺に専属の先輩を付けてくれた。
「よろしく、俺、金山 霧(カネヤマ キリ)。キリくんでもいいよ。」
後々といえどもキリ先輩という事になるが何とも言えないあだ名だった。
金山先輩はほとんど部員名と特色しか教えてくれず岡西先輩に貸してもらったラケットは全く使わなかった。
「あ、あの先輩、いずみんだよ。」
何を思ってか金山先輩は数秒思案した後いずみんという先輩を呼んだ。
「いずみーん!」
大声で呼んだからなのか何なのか少し下を向いて直ぐ駆け寄ってきてくれた、いずみんという先輩は。
「いずみんって呼ぶなって言ってるだろ」
そのように金山先輩に抗議してから自己紹介をしてくれた。
「俺、寺牧 泉(テラマキ イズミ)です。何で呼んでくれてもいいけどいずみんはちょっと…」
このように順々にして部員を覚えていった。
「自己紹介、お願いできるか?」
初の顔出しで様々なことをフォローしてくれ、部を仕切っている部長、岡西 修先輩(オカニシ シュウ)にそういわれ、おずおずとも言うべきか挨拶をした。
「1年3組赤谷 一騎です。よろしくお願いします。」
岡西先輩は一週間ほどの間俺に専属の先輩を付けてくれた。
「よろしく、俺、金山 霧(カネヤマ キリ)。キリくんでもいいよ。」
後々といえどもキリ先輩という事になるが何とも言えないあだ名だった。
金山先輩はほとんど部員名と特色しか教えてくれず岡西先輩に貸してもらったラケットは全く使わなかった。
「あ、あの先輩、いずみんだよ。」
何を思ってか金山先輩は数秒思案した後いずみんという先輩を呼んだ。
「いずみーん!」
大声で呼んだからなのか何なのか少し下を向いて直ぐ駆け寄ってきてくれた、いずみんという先輩は。
「いずみんって呼ぶなって言ってるだろ」
そのように金山先輩に抗議してから自己紹介をしてくれた。
「俺、寺牧 泉(テラマキ イズミ)です。何で呼んでくれてもいいけどいずみんはちょっと…」
このように順々にして部員を覚えていった。