――――― …る、…とる 「ん…」 …また、あの日の夢を見た。 もうすぐ3年が経つ。 それなのに、あの日のことは未だに色褪せることなく、夢にまで見てしまうほどに色鮮やかに僕の中に在り続ける。 君という魔法はまだ溶けない。 いや… これからも溶けないだろう。