『おじゃましマース』
「じゃまじゃねぇからこれからはただいまな」
『たっただいま』
「おかえり」
『ありがとう』
「あぁ」
『ねぇもしかして玲音、、、照れてる?』
「ちげぇよバカ」
『ひどっ、玲音よりは頭良いもん』
「ハイハイ」
『ちょっとー』
「ふぁ〜」
『眠そう』
「ねみぃ」
『今日は休も?
玲音、疲れたでしょ』
「そうだな
でも・・・」
チュッ
『えっ・・・』
「俺言ったはずなんだけど
帰ったらして欲しい事考えとけって」
『う、うん』
「ねぇ俺にして欲しいこと決まった?」
『ちょ
み、みっ耳』
「感じた?
ふぅー」
『ひゃぁッ』
「やっば
その反応ヤバすぎ」
『へっ?』
「ねぇ、早く言ってよ
俺にして欲しい事」
『抱きしめて欲しい』
「良いよ
おいで?」
『うん!』
「よしよし
って何泣いてんの!?
俺なんかしたっけ・・・」
『した
心配させた
無理した
なのにこうやってあたしがして欲しい事言えとか言うから言ったら本当にやってくれるし眠いって言ってたのに寝てないし・・・』
「ねぇ、それって俺悪く無くない?
ってかそんな事思ってたんだ・・・ふっ」
『どうしたの?』
「んなこと言われたら理性やばいんですけど・・・
ねぇ、他に無いの?
他に俺にして欲しい事」
『えっ・・・えっと・・・本当にやってくれる?』
「当たり前」
『玲音が欲しい
玲音の事体いーっぱい感じたい・・・です』
「まじか」
『ダメ・・・だよね・・・
寝る!』
「良いのか?
冷奈の方が疲れただろうと思って理性抑えてたのに・・・」
『うん、怖かったから
玲音が居なくなるって思ってたからだから玲音がここに居るっていう隣に居るっていうのを感じたい・・・』
「おう、じゃぁ取り敢えず先に一緒に風呂に入んぞ」
〜玲音side〜
「玲音の事体いーっぱい感じたいです」
アカンやつや
んなこと言われたら理性やばいんですけど
可愛すぎる・・・今すぐでもヤリてぇけど俺久しぶりに汗かいたからこのまんまヤンのはやだな
『おう、じゃぁ取り敢えず先に一緒に風呂入んぞ』
「うっうん」
『俺が先に入って後から途中で入る?
それとも俺が後から入ろうか?』
「あたしが先に入りたい」
『分かった、良かったら呼んで
すぐに行くから』
「うん」
カチャッ
パタン
『ふー
やばいな、可愛すぎんだろ・・・』
〜5分後〜
「玲音」
『今行く』
カチャッ
『入るよ』
「う、うん」
『シャワー浴びちゃうから待ってて』
「うん
ねぇ玲音」
『ん?』
「やっぱりなんでもない」
『気になるから言って?
どうしたの?』
「大好き」
『ん、俺も
冷奈の事好き』
「うん」
ヤバいって、何でこんな甘いんだよ
まじで理性きかないんだけど
なんか本能がウリャーーーってやってて理性がグヌヌヌヌみたいな
マジでやばいから
〜玲音sideend〜
取り敢えず眠いから寝る
取り敢えずつまんないから喧嘩する
取り敢えず、取り敢えず、、取り敢えず・・・
『んっ・・・眩しい・・・』
「おはよ、よく寝てたね」
『玲音、おはよう』
「体痛くない?」
『うん、大丈夫』
「寝言言ってた」
『うそ・・・
聞いてた?』
「うん、全部」
『なんて言ってた?』
「誰かあたしを殺してって言ってた」
『そんな事言ってたんだ』
「よっこらしょっ」ドサッ
『玲音・・・重たい』
「じゃぁこれならいい?」ぎゅッ
『うん、重たいのは変わんないけど・・・』
「いつから死にたいって思ってる?」
『親が死んだ時から』
「ふーん、そっか」
『玲音』
「んぁ?」
『寝言忘れて』
「やだ
っつか、冷奈
今度、寝言でもなんでも俺がいる時に死にたいとか殺せとか言ったらお仕置きだかんな」
『あっ、はい
努力します』
あれから時間が経って最近変化があった
「冷奈ご飯食えそうか?」
『試してみる』
女の子の日が来てない・・・
ほんとは産婦人科行ったほうがいいとは思いつつ怖くて行ってない・・・
『「玲冷音奈」』
『ごめん、先言って?』
「今から病院行こ」
『うん、あたしも行ってくるって言おうとしてた』
「そっか
よし、行くぞ」
『う、うん』
**************
「おめでとうございます
2ヵ月です」
『本当に?ですか?』
「はい!」
『ありがとうございました』
「どうだった?」
『2ヶ月だって』
「まじ・・・で?」
『うん
ごめんね』
「は?
なんであやまんの?」
『だって迷惑かと思って』
「ないない
むしろめっちゃ嬉しい」
『ほん・・・とに?』
「おう」
『迷惑じゃない?』
「当たり前だろ
おいで」
ぎゅっ
『玲音』
「光翔さんに言いに行こ?」
『うん』
ガチャ
「冷奈~〜!
おかえり~〜!!」
「光翔さん冷奈に飛びつかないでください」
「えーー」
「おかえり、冷奈
玲音も」
『雫月ただいま』
「お邪魔します
あの」
「ん?」
「光翔さんと朔斗さんと雫月さんに話しがあるんですけど」
「良いよ
ほら、光翔いい加減玲央の言動にグサグサやられてねぇで立て」
『朔斗居る?』
「うん、資料室にこもってる」
『そっか・・・先にリビング行ってるね』
「分かった
すぐに光翔と朔斗連れてくな」
『うん』
「冷奈おかえり」
『朔斗、ただいま』
「光翔、俺達集めてどうした?」
「玲音と冷奈から話があるんだってよ」
「ふーん
それで話って?」
「光翔さん朔斗さん雫月さん
冷奈の体に新しい命を授かりました」
「「「・・・・・・・・・は?」」」
「冷奈、ほんと?」
『うん、ほんと
あたしと玲音の子がいる』
「れ〜お〜!!!!」
「このヤロォー!!
お前良くやった!」
「でっ?でっ?
お前ら結婚すんだよな!」
『「へっ?」』
「なんだ?結婚しないのか?」
『する!するけど・・・怒んないの?』
「怒る・・・なんで?」
『だって!まだ高校生だよ!
あと3日で高校2年生だよ?』
「高2って子供産んじゃダメだっけ・・・
朔斗どー思う?」
「いいんじゃない?
ねぇ?光翔」
「俺そー言われると分かんねぇ・・・
まぁいいんじゃねぇ?」
「「だよなぁ~」」
「いいんですか?」
「「「いいよ~」」」
『光翔!朔斗!雫月!ありがとう!!』
「おう」
その後、新しい命も誕生し幸せな日々を送ってます
そして今日
「う”ぅぅぅぅ〜〜
冷奈ぁ〜」
『光翔泣きすぎだよ』
「だぁ"っでぇぇぇ」
『ここまでありがとね
光翔、これからもよろしく』
「れ"い"な"ぁ"ーーー」
結婚式を挙げます
『ほらもぉ泣かないで?』
「おう・・・」
***
「っしゃぁ、行くぜ」
『うん!』
ガチャッ ギィー
お母さん、お父さん。
あたしの事天国から見てる?
あたしね、今とっても幸せなんだ
産んでくれて、ありがとう!
end?