冷酷な一匹狼 2

『おじゃましマース』
「じゃまじゃねぇからこれからはただいまな」
『たっただいま』
「おかえり」
『ありがとう』
「あぁ」
『ねぇもしかして玲音、、、照れてる‍?』
「ちげぇよバカ」
『ひどっ、玲音よりは頭良いもん』
「ハイハイ」
『ちょっとー』
「ふぁ〜」
『眠そう』
「ねみぃ」
『今日は休も‍?
玲音、疲れたでしょ』
「そうだな
でも・・・」
チュッ
『えっ・・・』
「俺言ったはずなんだけど
帰ったらして欲しい事考えとけって」
『う、うん』
「ねぇ俺にして欲しいこと決まった‍?」
『ちょ
み、みっ耳』
「感じた‍?
ふぅー」
『ひゃぁッ』
「やっば
その反応ヤバすぎ」
『へっ‍?』
「ねぇ、早く言ってよ
俺にして欲しい事」
『抱きしめて欲しい』
「良いよ
おいで‍?」
『うん!』
「よしよし
って何泣いてんの!?
俺なんかしたっけ・・・」
『した
心配させた
無理した
なのにこうやってあたしがして欲しい事言えとか言うから言ったら本当にやってくれるし眠いって言ってたのに寝てないし・・・』
「ねぇ、それって俺悪く無くない‍?
ってかそんな事思ってたんだ・・・ふっ」
『どうしたの‍?』
「んなこと言われたら理性やばいんですけど・・・
ねぇ、他に無いの‍?
他に俺にして欲しい事」
『えっ・・・えっと・・・本当にやってくれる‍?』
「当たり前」
『玲音が欲しい
玲音の事体いーっぱい感じたい・・・です』
「まじか」
『ダメ・・・だよね・・・
寝る!』
「良いのか‍?
冷奈の方が疲れただろうと思って理性抑えてたのに・・・」
『うん、怖かったから
玲音が居なくなるって思ってたからだから玲音がここに居るっていう隣に居るっていうのを感じたい・・・』
「おう、じゃぁ取り敢えず先に一緒に風呂に入んぞ」