「分かった
緋七、准」
「あぁ」
「おう」
『宜しくな』
「任せろ」
「「「姫」」」
姫、か・・・
あたしは姫じゃないのにな
〜2日後〜
『おはようございます
今日から護衛リーダーをさせていただきます
霧崎 葉月です
これからは私の指示に従ってください
私のほうからも3人連れてきたので、人数は15人弱になります
今日から一週間宜しくお願いします』
"はい!"
「冷奈!お疲れー」
『ありがとう
裕飛、緋七、准宜しくね』
「あぁ」
「「うん!」」
『おはようございます
笹城 壱馬様ですね』
「あ、あぁ
そうだが、君は誰だね」
『今日から護衛をさせていただきます、護衛リーダーの霧崎 葉月と申します』
「おぉ、そうかそうか
女性の方が護衛リーダーだとは、感心だ
宜しく頼むぞ
ほかの方達も宜しくな ハッハッハ」
"はい!"
『では笹城様行きましょう』
「そうだな」
『裕飛と・・・准
脇を固めろ』
「「はい」」
それから一週間、あたしが行く先々で銃声音が鳴ったり、ナイフを振りかざしてくる男、バイクで突っ込んでくる集団などに振り回された
そして今日、ついに薬の取引に参加する日となった
だが、心配な奴がいる
緋七だ
初日からだいぶ切れてたからな
『笹城様、今日で最終日です
なのでかなりの警戒が必要です
1人で行動するなどの迂闊な行為はしないようお願いします』
「あ、あぁ
分かったよ
それじゃぁ今日も頼むぞ」
『はい』
~前夜~
『皆さん、少し早いですがこの一週間お疲れ様でした
明日が最後です
おそらく、明日は交戦になると思います
相手側は銃も使ってくるでしょう
その時は、手出しをせずに、私と裕飛と緋七と准に任せてください
それではお疲れ様でした
提案や話がある方はここに残ってください
明日も宜しくお願いします』
"はい!"
~前夜end~
〜1時間後~
ガラガラガラガラガラ
ピーピーピーピーピーp
『笹城様、着きました』
「あぁ、それじゃぁ霧崎君だけついてきてもらえるかな?」
「おい、どういうk」
やめろ、そう目で訴える
『分かりました
大丈夫、心配するな緋七』
「うん」
『お待たせしてしまってすみません
では、行きましょうか』
「最後まで宜しく頼むぞ、霧崎君」
『はい』
ガチャッ
『お入り下さい』
カツッ カツッ
裕飛、緋七、准、頼んだよ
クスッ
「久しぶりですな、葵葦(あおい)組組長 葵葦 勝人さん」
「お久しぶりですね、笹城 壱馬さん」
な、なんかめっちゃギスギスしてないw?つかくせぇ
分かってたけど、ここまでとはね~
「ではまず、葵葦さんのほうから」
「はい
こちらが、指定された金額です」
「ではこちらも
これが指定された物だ
それともう一つ」
「はい?」
「こいつもやるよ」
『「は?」』
『わたし?』
「あぁ、お前はこいつら雑魚に相応しい」
バンッ
「おい、笹城ちょうしのってんじゃn「お前に葉月の何がわかる」おい、緋七!」
「お前ら糞ガキがくちだしてんzy「その糞ガキに護られてたのは誰だよ糞ジジイ」」
「そっ、それは!」
「あぁ"ん"?
誰だって 聞いてんだよ!」ドカッ
「ヴッ
いっ、いつの、間に!!」
「はぁ?
薬の売人がこんなんでやられんのかよw」
『アハハハハ!!』
「ガキ、何がおかしい」
『いやぁ?
ガキって言ったやつがそのガキに殺られるなんて、愚かだなーと思って』
「糞ガキがっ!
ヴッ」
「汚れたジジイがオレらの姫に気安く触んじゃねーよ」
「緋七、そこまでにしろ」
「緋七、あとは僕達がこのジジイを殺ってやるよ」
「いや、俺が殺ってやるよ」
「やっやめてくれ!命だけは助けてくれ!」
「お前の言うことなんか聞くわけねぇだろ」
「おい、霧崎!
コイツらどうにかしろ!
お前が連れてきたガキだろうが!」
「オレらの姫に何言ってんの?
姫の事舐めてんの?
そんなに死にたい?」
「そっ、そう言う訳じゃ!
分かった、金だろ?いくらでもやるから助けてくれ!」
「おいお前」
「なんだ!」
「どういう意味だ」
「お前ら3人が言った金額の金をやるから助けてくれって言ってるんだ!」
「「「おいジジイ
今から、殺してやるよ」」」