次の日、学校行って
志帆と利沙に隼人のことを告げた。
二人とも驚いた。
そして、悲しそうな顔をした。
「由夏、ちゃんと、いってあげな。」
「ちゃんと、隼人のそばにいてあげな。」
志帆と利沙が言った。
「うん」
二人の言葉に私は静かに頷いた。
それから、行けるときはできるだけ
隼人に会いに行った。
そして、できるだけ隼人のそばにいてあげた。
「ねぇ、隼人、いつか隼人が私に言ってくれたこと
あったよね?隼人は覚えてる?
由夏が困ったり、苦しんでたら俺がそばにいて
助けてやるって。」
「そして、ほんとに私が困ったときそばにいてくれて
助けてくれたよね。
今度は私の番だよ。私が隼人を助けるからね。」
隼人、生きてね。頑張って生きてね。
ちゃんと、私がそばにいるから。
私は毎日、毎日、神様にお願いした。
"神様、どうか、隼人が生きれますように
隼人がずっとずっと私のそばにいれますように"