何なのあれ、 私を見下すように、嘲笑うあの態度。 この1日にして入山くん、 入山が大嫌いな人間となった。 絶対、次の中間テストは勝ってやる。 勝って、次こそは彼の上に立ってやる。 電車内、必死に参考書にマーカーを引いていた。 「地味なクセして、意外ということ言うんだな。 ...おもしれぇ」