「...りいちゃん、こんな可愛いくて若いのに
タダで抱かせてくれんの?」



「...別にお金欲しくてやってるわけじゃないから」



多分、満たされたいだけ。


好奇心と興味でやってるだけ。


きっとこんな事世間にバレたら彼は警察に捕まり、私も学校生活が危ぶまれる。



だけど、毎日毎日真面目に過ごす生活。


刺激が欲しいんだ。



「まあでも、お小遣いくらいはあげるよ。
好きに使って?」



見た目30代近いおじさんが私の手に5000円ほど握らせてきた。


...5000円の価値、か


私は偽名を使って毎日違う男に抱かれている。


ただヤりたいような若いお兄ちゃんから、
不倫目的のおじさんまで。


私に至っては来るもの拒まずで、その日時間があった人と会っては行為をするという日々を繰り返している。




もちろん、結ばれた二つ結びは綺麗に解いて

メガネもいらない、化粧も少し濃いくらい。

だけど、制服だけは

少しの背徳感を感じながら、スカートをちょっとだけ短くして可愛く着こなす。


これで、夜に現れる女子高生、”りい”の完成。