「っっっ!!」 ドンッと肩を強く押された。 私の体はそのまま呆気なく後ろに倒れていく。 足から地面の感覚消え、体が崖の底へと堕ちる。 余りの事に声を全く出すことが出来ない。 一瞬見えた人影はニヤリと笑みを浮かべていた――