次の日。

私は重たい体を引きずりながら学校へ行った。

心配性のお母さんは

「まだ、完全に復帰してないからだめよ。」

って言ったけど。

いつまでもあの狭い空間の中にいると壊れてしまいそうな自分がいた。

なにより…。

早く洸ちゃんに会いたかった。


だから、お母さんに必死にお願いして許可をもらった。

「しんどくなったらすぐ保健室に行くこと。」

という約束をして。