「ねぇ、洸ちゃん!私、洸ちゃんの友達になる!」

「はぁ?」

洸ちゃんは困ったような驚いたような、複雑そうな顔で私を見る。

「てかね!昨日から友達だよ!」

「はぁ??」

ますます訳が分からないというように顔をしかめる洸ちゃん。

「しゃべったら友達!って私のモットーだもん!」

「なんだよ、それ」

洸ちゃんが目を細めてフッと笑う。

わ…。

洸ちゃんが笑ったのを見て私の心臓が大きく鳴った。