金髪ツンツンヘア君に言われた通りの道を行くと職員室に着いた。


コンコンコン


「失礼しまーす。今日からお世話になります杉咲恋です」


「おぉやっと来た。杉咲こっちこっち」


呼ばれた所に行くと、30代くらいのやる気のなさそうな男の先生が居た。


「お前の担任の立川だ。よろしくな」


「お願いしまーす」


「じゃあHR始まるから行くぞ」


「はーい」


立川先生に着いて行って教室に着いた。


教室は3階らしい。


クラスはA組だそうだ。


「俺が呼んだら入って来てな」


「りょーかいでーす」


そう言って立川先生はガヤガヤうるさい教室に入っていった。


「今日は転校生来るぞ」


「まじで!?女?男?」
「男だったらパシリにしよーぜ!」
「先生イケメンだった?」
「美少女来たらどーしよ!」
「そしたら犯そうぜ!」
「いーなそれ!」
「「「ぎゃははは」」」


………なんか下品すぎてヤダこの教室。


入るの怖いんですけど。


「女だぞ。んでもって美少女だなあれは」


「まじか!!」
「おっしゃぁぁぁ!」
「ちぇ。なんだ女か。」
「立川が言うって事はすげぇ美少女じゃね!?」
「やべぇなそれ!」


え、先生ハードル上げないでよ。入りにくいんですけど。


「おーい。入って来ていーぞ」


まじか。このタイミングで呼ぶか普通。