ーピンポーン


チャイムをならす

どうやらここが佐倉家らしい


ーがちゃ

出てきたのは30代と見られる叔母さん



「あなたが伊原 陵くん?」


「あ。はい」


「どーぞ」


「おじゃまします」

「単刀直入に言うわ」


いったいなんの話しだろう


「陵くんの家はね


  家に陵くんをあずかって欲しいって」



「はぁ・・・」

いきなりすぎてよく話しがわからない


「ちょっと来て」


そういって階段をのぼった


「ここがあなたの部屋」


「。。。」


「隣が、涼月の部屋よ」


佐倉 涼月?どっかで聞いたような


「涼月~」

返事はない


「、、、まだ寝てるのね」


「、、、」


「陵くん、挨拶がてら起こしてきてくれない?」


「はい。。、。」



二階へ向かった