ねえ、私は貴方が大好きなの。
ここまで出かかっているのに、私はどうしてまだ、忘れていることがあるの?
貴方の隠し事はなあに?
私の忘れているものはなあに?
ううん。聞きたいけど、聞きたくない。
そうしたらもう、貴方は私の前に現れてはくれなくなる。
そんな気がするから、我慢する。
だからまた、私とお話ししませんか。
ずっとずっと待っています。
期限付きだというのなら、その期限を教えてはくれませんか?
そうでないと、長く待ってはいられない。
これ以上はシュウ、貴方を待っていられる余裕も、自信もない。
私がどうなってもいいのなら、貴方はそのまま私を捨て置くでしょう。
だけど私の知っている貴方はそんなことはしないから。