タンタンタン。
ガチャッ。
バタン・・・。

「ッ。」

・・・着替えないとー・・・。
そう呟いて、涙を堪えてベットに俯いた。




「行ってきまーす。」

「気をつけろよ!早く帰ってこいよ。」
心配そうなお兄ちゃん・・・。

ごめんなさい。

あたしは、いくつの嘘を今日は言ったんだろうね。
嘘をつくたび、あたしの心は消えていくのー・・・。

「行ってらしゃい。気をつけてね。」
優しい笑顔の亜美さん。
あなたには、違う出会えたらよかったのに。。