「なるほど」
「はい。で、大神さん…美樹さんはどこにいますか?」
「自分の部屋にいるよ」
「着いてきなさい」
「はい」
美樹のお父さんの後を付いて行った。
「美樹ちゃん部屋に入るよ?」
「うん」
その返事を聞いてお父さんは美樹の部屋に入った。
「美樹ちゃん、翔太くんが呼んでるぞ」
「あたしは、会いたくない」
「前に言ってた…あの…江口さんって子と決着がついたんだって」
「え」
「会ってやってくれないかな」
「うん」
「翔太くん」
「はい。美樹のお父さんありがとうございます」
「はいよ」
そいうと、お父さんと入れ替わった。
「み、美樹、げ、元気だったか?」
なんか、緊張してしまう。
「元気そうに見える?」
「そ、そうだよね」
「結論から言う。江口とはただの後輩と先輩に戻った」
「そ、そうなの?」
「うん」
「俺が好きなのは美樹だけなんだ」
「う、そ」
「ホントだ」
「あたしも、翔太が好き。もちろん恋愛感情で」
「ほ、本当か?」
「うん」
「じゃ、俺と付き合ってください」
「はい」
そう言って俺達は付き合い初めた。