「三津谷くん」
「ごめんな。美樹が、まさかあんなに取り乱すとは思ってなかった」
「あたし達の方こそ」
「有村、美樹ちゃんに謝りに行こ」
「うん」
「俺も謝らなくっちゃ。二度と傷つかせない。そう決めてたのに」
「んなことより、美樹ちゃんを探すのが優先だろ」
「そうだよ。そんなことあたし達に言われて困る。ソレを言わなきゃいけないのは美樹ちゃんだよ」
「そうだな」
「2人とも助けてくれ」
「おう」
「うん」
こうして、有村と鈴村の力を借り、3人で美樹を探すことになった。
美樹、まだ、友達だと思っていてくれ。