屋上に呼び出し、何も知らない有村に全てを話した。
「なるほどね〜。美樹ちゃんもかなり大変だった訳だ」
「そういうこと」
「先生の件は俺も初知りだったけど、やっと三津谷、美樹ちゃんの役に立てたんじゃね?」
「2人ともすんなりと美樹ちゃんって呼ぶなよ…」
「三津谷くん、ヤキモチは鈴村くんだけにして。女のあたしにまでヤキモチしてたらキリないよ」
「女にまでヤキモチ…少し我慢する。それと、鈴村は2度酷いからね」
「えー」
「えーじゃない」
「2人ともホント仲良いよね」
「鈴村と仲良いよ」
「俺は、三津谷とは仲良いのか分からん」
「鈴村、てめぇ」
「さっきの仕返しだ」
「悪かったって。美樹ちゃんって言っていいから」
「しょうがないな〜」
「それより、美樹ちゃんはいつ紹介してくれるの?」
「今日の放課後、保健室」
「了解」
「鈴村もな」
「はいよ」
こうして3人でご飯を食べて、授業を受けて放課後になり有村と鈴村を連れて保健室に行った?
すると、帰宅の準備をしている美樹がいた。
「おっす」
「翔太…と後は…名前が確か、鈴村くんと有村さん?翔太どうしたの…?」
「美樹ちゃんちゃんと話すのは初めましてだね…あたし有村佳奈」
「三津谷から話しは聞かせてもらってたよ、美樹ちゃんと友達になるにはどうしたらいい?とか相談だけどね。俺、鈴村隼人」
「美樹、先生の件の時に、美樹のノートを取ってくれてたのが有村」
「ありがとうございます」