帰り道も酷いもので、3人の宿題が終わったら3人からそれぞれの家で親にバレないような場所に連れて行かされ水をかけられたり土下座させられたり。
言い忘れてたが今は暦上では冬。明日は確実に熱があるに違いないが、休んでらんない。明日は登校の先生に見つかるギリギリまで荷物運びと放課後は宿題と授業のノートを写す。後…あ、3人の昼食の買い出し。
で、家に着くと翔太が玄関まで出てきてくれてた。その翔太はあたしを見てびっくりしてた。
翔太には、いろいろ言い訳をして、就寝した。
次の日。
 やっぱり熱があり翔太に休めと言われたものの休んでられないため、学校に登校した。
 3人の荷物運びをしお昼には購買のパンと飲み物の買い出し、放課後には今日あった授業のノートの写しと宿題、帰り道は荷物運びをして帰って夕飯の準備。それを3日間続いたある日の朝、起きて、階段を降りようと思ったら体がふらつき「あ」と思った時には階段からあたしは落ちた。
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 気がついたら病院だった。
目を開けると、
「「美樹ちゃん!!!」」
「美樹!!!」
 と翔太と翔太のお父さん、あたしのお父さんの声が聞こえた。
あたしは、
「ごめ…んな…さ…い」
と掠れた声で言うと
「そんなの気にしなくていい、今はゆっくり休んで」
「美樹ちゃん、部下がごめんな。部下って言うか、俺の子会社の社長の娘が酷いことしてたなんて」
「美樹、お父さんも連絡取ってなくて今更後悔してるんだ」