そして、放課後。
 あたしは言われた通り屋上に来た瞬間。
「っ」
 あたしは倒れてしまった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「っ」
水をかけられたからあたしは目を覚ました。
「お前、ミツに体育の準備手伝わせただろ。しかも、暗黙のルール破ったんだって」
そう言い終わるとあたしはまた水をかけられた。
「っ」
「返事しろ」
「マリ、返事出来ないでしょ」
「あ、そっか」
「そーだよ。だって、コイツ、両手は背中に縛られてるし、目隠しされてる上に大声出せれないように頑丈にガムテープ貼ってるし」
「…大神こっちに来いよ」
 とマリさんが、言うとあたしの髪を引っ張った。
 すると他の人…2人はあたしの両肩とお腹に何かを貼った。
と、次の瞬間にお腹に凄い硬い物が当たった。その痛さでうずくまると
「何座ってるんだよ」
「そうそう。ボールの的は微動だにせずそこにあるものなんだよ」
「お前はこれから、あたし達3人が解放するまでボールの的であり、玩具だからな」
そう言い終わると3人はあたしにボールを当て始めた。まるで、日頃のストレスを発散するかのように。
「マリ、ボール当て飽きた」
「次どうする?」
「あたし達の宿題やらせれば?」
「お、それいいかも」
 そう言い終わると目隠しと両手を解放しあたしに宿題をやらせた。
 で、全てが終わったのは下校ギリギリで、それからというもの3人の荷物を持ちそれぞれの家まで荷物運びをして帰宅して時間を見たら19:00だった。