「え…?ちょっ…え??」
龍「ずっと美玲が忘れられなかった」
えっとこれって告白?
え、でもそんな雰囲気じゃなかったよね!?
「え、あ
ごめんね。
私、好きな人居るの」
龍「知ってた。」
「え?」
龍「お前が見てる相手なんてお前を見てれば分かる。
しかも、美玲、わかりやすいしな」
ニカッと龍は笑った
湊「ボソッ俺の恋…終わった……。」
湊は何やらブツブツ言っている
「と、とにかく、ごめんね」
龍「いいんだ」
湊「ちょっと、美玲良いか…?」
伶「龍、これで話は終わりか?」
龍「誰?」
伶は、変装取ってたからわかんなかったのかな…?
伶「伶だ。」
龍「伶?伶ってあの地味な…?」
伶「お前が思ってるので合ってるよ」
龍は凄くビックリしたように伶を凝視する
龍「え…」
信じられないものを見たような表情になった
「ホントに伶だから」
龍「そ、そうか」
伶「で、これで、解散で良いよな?
美玲、湊の所行ってこい
俺等は倉庫に帰る。
葵も来るだろ?」
葵「ああ」
伶「龍は戻るだろ?」
龍「ああ」
「じゃあ、龍、またねっ!」
皆に手を振りながら私は湊に手を引かれ空き教室を後にした
連れて来られたのは、屋上だった
湊「良かったな。
龍にも信じて貰えて」
「うん」
湊「でさ、その…」
珍しく歯切れの悪い湊
「ん?なに?」
湊「…。美玲って好きなやつ居るんだな」
寂しそうな顔で私にそう言う湊。
「え…!?
う、うん」
いきなり、そんな事言ってくるから思わず赤面する
「み、湊は?」
恥ずかしさから思わず湊に話をふる
湊「俺?
俺は、居るよ。
昔からずっと好きなんだ。」
愛しそうに話す湊
あぁ。
ホントにその子の事が好きなんだな
って思わされる
そう思った途端胸がズキズキ痛む。
「そ、なんだ」
湊「ああ。
全然気づいてくれないんだよ。
俺の気持ち
それに、そいつ好きな奴が居るんだって」
「…そう」
湊に思われる子が羨ましい
湊「美玲は、好きな奴と上手くいきそうなの?」
湊が好きなのに…。
その質問は酷だ
「ううん。
その人にも好きな子がいるみたい」
段々視界が霞んできた。
慌てて下を向く。
湊に気づかれないように…
湊「そうか」
暫くの沈黙に包まれる
湊「……。
美玲の好きな奴って誰?」
唐突に質問された
答えは、決まってる
湊だよ…。
だけど、湊には好きな子が居るんだよね?
私は邪魔したくは無いんだよ…?
だから
「…」
答え無かった…いや、答えられなかった
湊「そっ、か…。
俺には言えない…か」
寂しそうに悲しそうに言う湊
「ち、違っ」
湊「良いよ…。
その代わり、俺の話聞いてて?」
「…え?…うん」
湊は、私の返事を聞くと話だした