チャイム30秒前。
ぎりぎり書き終えるだろうか。

チャイムがなってしまうぞ!と自分を攻め立てながら奮闘しているとふとした音が注意を散らした。

そう、この時間になると寝ていたやつが覚醒してカチャカチャと音をたてながら文具をしまうのだ。

そんな光景を耳にして、ふっと笑みを浮かべた。

他から見たら、なんだあいつ!
気持ち悪っ、、
という反応しか帰ってこないだろう。