「それで?何してて遅れたの?」
「それが絢香にもらったストラップを落としちゃって」
「はぁ?もしかしてあのうさぎの?」
「そう、ラビ子の」
驚いた顔で私を見た後、絢香はもう1度ため息をついた。
そして、あのよく分からないうさぎね、あんたほんと変な趣味してるわよね、と小さな声でゆったのを私は聞き逃さなかった。
「失礼な!ラビ子はとっても可愛いんですー!」
「私にはその可愛さが全くわからないけど。あんたへのプレゼントだったとしても買うのすごく恥ずかしかったんだからね」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…