あぁ~!もう悩んでるなら当たって砕けてやる~!


気持ち伝える前に話ぐらい出来るようになろう。


勇気を出して。


プルプル~

プルプル~


『もしもし…』


手が震える~!!
かなりの緊張なんですけど…。


私は元気よく
『もしもしー私、莉乃なんだけど…』

和矢は一瞬止まっていた。


『何?なんか用事?』


冷たい…!
怖い!!
けど私、頑張る。

『あの…電話かけてあげてって和矢君の友達が…で番号渡されちゃって…』


『あいつ~余計な事しやがって…』

駄目だったのかな?やめた方がよかったかな?

不安な私にかけてくれた言葉。


『ん~、取りあえずありがとうな!』

なんて、うれしかった!