何!?
私じゃないよね?
って後ろを振り返ったけど誰もいなくて…。


知らないふりをしてバス停に着いた。


ヒソヒソ和矢達の話が時々聞こえる。


『莉乃ちゃん…
かわいくね?…だよな…』

『莉乃ちゃんに…早く…』

『まだなの?早く言えよ…』


なんか私の名前がチラホラ聞こえるのは気のせい??

バスがやって来た。