静かに降り続く雪は、少しずつ地面の上の枯葉を覆い隠して行く。
小さな道標はいつの間にか途切れて、見えなくなってしまった。
どのくらい走り続けたのか、もう限界だと思ったその時、鬱蒼と繁った木々の隙間から、古ぼけた建物が現れた。
そしてその横には狭い道があった。
これはあのレストランの裏側なのか?
やっと戻って来られたのか?…
でも…、もしそうだったとしても…
場所だけ戻って来られたとしても、ここは異次元?…
瞬間移動だけではなく、時間軸もズレているのだとしたら?…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…