マシュは後部座席の窓に、しがみつくようにしてひっつき、みんなに手を振っています。


そして列の最後尾でシマとシロクロが手を繋ぎ、マシュに手を振り




「マシュ~、一生忘れんからな」


「ありがとうなマシュ~」


「ほんとに、おおきにやで~」


「マシュ~~~」




その姿を見てマシュは「えへ」と微笑み、窓に両手を押し付けて、バイバイをしました。