シロクロとシマは選挙が何だか分かりません。


そこでマシュは、立候補者を募集して、みんなが集まって、その立候補者のなかから誰が、この村を治めるのに適任か投票をして、村長を選ぶのがいいのだと説明しました。


そして村長一人が、この村を治めるのは大変だし、間違った行動を取る可能性もあるので、村長が教育長と渉外部長と谷の代表と山の代表を任命して、合議制で、いろいろな問題に対処したらいいのだと話します。


そして村長以外の意見が二つに分かれたときは、もちろん村長に決定権があり、みんなは、それを認めなければいけないと言いました。


「まあ、いわゆる民主主義ですわ」


シロクロとシマはマシュの話を理解して、その方向で話を進めることになりました。